シカクでギジュツを証明?しよう。必要に迫られて資格取得してきた「ケン爺」(元地方公務員)が技術系公務員のために資格試験の情報を提供します。
2022年も色々ありましたが2023年試験頑張ってください。健闘をお祈りします。
----2023年度末まで、あと

一級建築士勉強法

勉強法またはどのように勉強したのか?提供者
私の合格のコツは以下のとおり。
(学科)
 過去問を2万問くらい解きました。とはいっても、それだけの問題を得ようとすると、問題集を何冊買っても終わらないので、2冊だけ買い、それを何十回も繰り返しました。
 まずは得意分野を作りました。特に法規。法規は法令集を試験に持ち込みできる唯一の科目。引けば引くほど速くなり、かつ、答えがそこにある!!また自分なりの線引きをしてもいいので、試験前に膨大な線を見ると自信がつく。満点を取れます。
 次に、施工。これは標準仕様書を読みながら現場で質問しまくりました。現場のおじさんたちも最初は無愛想ですが、そのうちいろいろ間違ったことまで教えてくれるので、それをチェックするのも勉強
 次に構造。これには時間がかかる。でも、基本的に法規と施工が頭に入ってくると自然に解けるようになるから不思議です。
 最後に計画。これは25問中半分できればOKくらいの気持ちで受験してください。
 問題の傾向がつかめないので、とにかく過去問を解くしかありません。
 以上のような勉強の仕方で、自己採点100点中93点で見事突破でした。
 1日の勉強時間は1~2時間でもいいですが、飲酒喫煙のながら学習はやめましょう。また、毎日してください。毎日していると、自然に問題も解けるようになり、そのうちもっとやろうという気になります。最初から何時間も勉強するのは長続きしません。
(製図)
 独学でもいいですが、緊張感を持って出来るように、専門学校に行くのがお勧めです。私も製図だけは日建学院に行きました。毎週休日の朝、課題を与えられ、昼過ぎまで続きます。かなりハードです。でも短期間に効率良く実力とスピードがつきます。最後に模範解答が配られるので、それを平日の夜に書いていました。学科合格から製図試験まで時間がないので、とにかく書きました。いつも寝るのは午前3時くらいだったような気がします。
 参考に、前段で記述した書籍を以下に示します。
 1級建築士試験問題選集 相模書房(過去問である。とにかく過去問にかぎる!想定問題集は少し難しめであり、特に試験前に解いて不正解だと自信を無くす。)
 演習構造力学 オーム社(構造が苦手だったので・・・。この本は基礎的であり、参考書と問題集が一緒になっている。おすすめ!)
 学科試験当日は・・・
 とにかく暑かった。ハンカチは2枚くらいあってもいいと思います。
 午前はまず、法規から解きます。確実に点を取ってしまってください。その後計画へ。
 午後は構造からのほうがいいかもしれません。基本的に構造は出題内容に変化がないので、過去問を解く感覚で回答できます。
 次に施工を解きます。施工は回答が分らない問題が数問ありますが、みんなできないのだと言い聞かせてください。
 製図試験当日は・・・
 学科試験の時よりは、涼しいですが、書き始めると暑くなります。製図のときはタオルのほうがいいかもしれません。製図が汚れないように、定規などを拭くためです。
 あとはひたすら書く書く書く、です。
地方公務員(1999年度:合格者)

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